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※Chuning Candy公式インスタグラムより
皆さんは、Chuning Candy(チューニングキャンディー)という日本のガールズグループを知っていますか?おそらくインスタの画像を見ただけだと、K-POPアイドルかと思ってしまうことでしょう。日本のアイドルに詳しくない著者は正直、最近まで彼女たちの存在を知りませんでした。日本のアイドルでは珍しく、歌・ダンス・ビジュアルの三拍子がそろった実力派なんですね。そんな2020年大注目のChuning Candyを紹介します。
どんなグループ?
Chuning Candy(愛称チュニキャン)は、ソフィー・ゆうり・琴音・LILI・愛子の5人から成るガールズグループです。2013年に沖縄のキャッツアイタレントスクール生で結成され、その後はメンバーの入れ替えを経て、2019年6月からは現在の5人体制で活動しています。平均年齢は17.8歳という、まだまだ若いグループです。ソフィーとLILIは2人とも日本人とアメリカ人とのハーフで、英語が堪能です。また、メンバー全員が身長160㎝以上で、モデルとしても活躍しています。
Chuning Candy が世に出るきっかけとなったのは、女性アイドルのNo.1を決める「愛踊祭(あいどるまつり)2017」において審査員特別賞を受賞したことでした。そこで司会を務めていた音楽プロデューサーのヒャダインによって高く評価され、メジャーデビューが決定したのです。そして、2018年の「日本レコード大賞」でも新人賞を受賞しました。
K-POPファンにこそ知ってほしい
メジャーデビュー後も、順調にステップアップしているChuning Candyですが、実は何かと韓国との縁があるグループなんです。
デビューした2018年には、韓国の音楽番組「SHOW CHAMPION」に日本のガールズグループとして初出演を果たしました。当時は7人組で、韓国では「日本のホットルーキー」として紹介されました。
また、昨年行われた「TOKYO GIRLS MUSIC FES.2019」では、所属事務所が同じという縁でKARAの元メンバー、ク・ハラさんとのコラボが実現し、KARAの代表曲『ミスター』を披露しました(ハラさんは昨年11月に死去)。メンバーのゆうりはKARAのファンで、いつか共演したいと思っていたそうです。
そして、著者が彼女たちに注目するきっかけとなったのが、昨年12月に発売された5thシングル『STAND UP!!』です。まずはMVをご覧ください。
『STAND UP!!』MV
この曲は、魔法のように中毒性のあるメロディと、切れのあるダンスが特徴的です。また、MVで着用している衣装も、今どきのオシャレなスタイルですね。そんな彼女たちの姿は、韓国の5人組ガールズグループRed Velvet(レッドベルベット)を想起させます。ちょうどメンバー数も同じですしね。ようやく日本にもRed Velvetのように、新鮮で洗練された音楽性を持つグループが現れました。だからこそ、K-POPファンにも注目してほしいです。
海外進出だって夢じゃない!
未完成さが目立つ日本のアイドル界において、良い意味で日本のアイドルらしくないChuning Candy。知名度はまだまだですが、実力派の彼女たちこそ正当に評価されて、2020年さらなるブレイクを期待したいです。ゆくゆくは、彼女たちと同じ沖縄出身で、かつて一時代を築いたSPEEDやMAXのように、女の子たちが憧れる存在になるかもしれません。
10代ですでに韓国の音楽番組に出演していて、英語を話せるメンバーもいるので、本格的な海外進出も夢ではないでしょう。K-POPアイドルに負けずに、日本のアイドルとしての底力を見せつけてほしいですね。
Writer:真先燦