みなさんは英語が得意ですか?
日本人は英語を苦手にする人が多いですよね。英語が苦手な理由は日本語と違う語順などいろいろとありますが、理由の1つには日本語になった外来語(特に英語)と、英語本来の発音が大きく違うことにあると思います。韓国語を学んでみて分かったのですが、韓国語は「パッチム」という子音の存在や、母音の数が多いこともあって、日本語よりかは英語に近い発音表記が可能なんです。
例えば、日本語の「ウイルス」の基である英単語の「virus」ですが、本来の発音は「ヴァイラス」で、韓国語の「パイロス(바이러스)」のほうが近いんですね。このように、日本語よりも韓国語のほうが英語本来の発音に近い英単語をいくつか紹介したいと思います。
※韓国語の単語は発音する時に、語頭の濁点がとれます(バ行の場合だけパ行に)。でも韓国人は、意識して明確な区別をつけていないようです。
日本語と韓国語の発音の違い
ウイルス 바이러스(パイロス) virus
ワクチン 백신(ペㇰシン) vaccine
コラム 칼럼(カㇽロㇺ) column
キャンセル 캔슬(ケンスㇽ) cancel
チョコレート 초콜릿(チョコㇽリッ) chocolate
ハンバーガー 햄버거(ヘㇺボゴ) hamburger
キャプテン 캡틴(ケㇷ゚ティン) captain
これらの英単語の発音をよく聞いてみると、日本語のカタカナ表記よりも韓国語のハングル表記の発音に近いことを確認できるでしょう。ウイルスとワクチンなんか発音が大分違いますよね?これでは日本人が英単語を正しく発音できなかったり、聞き取れなかったりしても仕方ありません。だから、日本人に比べると韓国人のほうが英単語に抵抗を感じないはずです。韓国語を勉強してみると、もれなく英語本来の発音にも詳しくなれるでしょう。
Writer:真先燦