BTS、グラミーでパフォーマンス
1月27日にグラミーミュージックアワードがアメリカLAで行われました。
そこでBTSが韓国人として初のパフォーマンスを行いました。
今回のパフォーマンスは単独ではなく、Lil Nas Xの大ヒット曲『Old Town Road』とのコラボレーションでした。
Lil Nas Xはアトランタ出身の20歳のラッパーです。
2019年に発表したデビュー曲『Old Town Road』が米ビルボードランキング19週連続1位を獲得。
youtube再生回数も4億を超え、去年全米で最も視聴されたと言っても過言ではない曲です。
今回のコラボは、Lil Nas側がBTSとコラボを提案して実現しました。
グラミーver.にアレンジ
今回グラミーでパフォーマンスをした『Old Town Road』は、原曲をアレンジした状態で演奏しています。
こちらがグラミーver.です。
今回のグラミーでは、BTS以外にもDiplo,Mason Ramsey, Billy Ray Cyrusともコラボしています。
それぞれのアーティストごとに、K-POP/カントリー/エレクトロver.とアレンジを変えています。
よく聴くと、BTSとのコラボ部分はK-POP ver.になっているの気づきましたか?
そして最後にHIPHOP ver.に戻ってくる。
曲調がストーリー仕立てになっているのですね。
実は認められてなかったOld Town Road
『Old Town Road』はビルボードカントリーチャート、R&Bチャート共にランクインしましたが、実は一度カントリーチャートから外された経緯があります。
理由は「カントリーミュージックとして十分でないから」とのことです。
Lil Nas は相当落ち込んだそうですが、カントリーミュージックの大御所Billy Ray Cyrusが「だったら一緒に参加してやるよっ!」ということで、Rimix ver.として現在の形で発表。
大御所Billyが加わったので、ビルボード側も何も言えず、改めてカントリーミュージックとしても認められました。
年齢や実歴に関係なく、良いものは良いと評価してくれるアメリカだからこそのエピソードかもしれません。
K-POPももちろんですが、様々な国の音楽が偏見なく世界で認められるようになるといいですね
writter りえ