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 K-POP変遷史① 

~K-POPの原点ソテジワアイドゥル~ 

SEO TAIJI & BOYS: The Original K-Pop Group | ARTIST HIGHLIGHT

今やK-POPは世界を席巻し、ワールドスターBTSを輩出するまでになりました。韓国の音楽界は今でこそダンスミュージックやヒップホップが主流となっていますが、1980年代まではバラードと、韓国演歌と呼ばれる「トロット」が主流でした。そんな当時の韓国の音楽界に変革をもたらしたのが、1992年にデビューしたソテジワアイドゥルです。ソテジワアイドゥルはロックバンドのベーシストとして活動していたソ・テジを中心とした3人組ボーイズグループで、グループ名のソテジワアイドゥルは直訳すると「ソ・テジと子供たち」という意味になります。

ソテジワアイドゥルは当時の韓国ではまだ珍しかったヒップホップをダンスミュージックと結合させて若い世代の間で一大ムーブメントを巻き起こしました。リリースしたアルバムは当時の売上枚数を更新する大ヒットを記録し、社会的影響力の大きさから「文化大統領」とも呼ばれました。活動期間は1996年までの短いものでしたが、今なお伝説のグループとして、その名を残しています。ソテジワアイドゥルは今のK-POPにつながるきっかけとなったグループであり、彼らの存在こそK-POPの原点と言えるでしょう。

ソテジワアイドゥルが解散した後の音楽界ではH.O.T.(エイチオーティー)、Sechs Kies(ジェックスキス)、god(ジーオーディー)といった現在韓国の3大芸能事務所を形成しているSMエンターテイメント、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメントのアイドルグループが台頭しました。YGエンターテインメントを創設したのはソテジワアイドゥルのメンバーだったヤン・ヒョンソクで、グループ解散後に音楽プロデューサーへと転向しました。ちなみに、JYPエンターテインメントを創設したのはNiziU(ニジュー)を誕生させた「Nizi Project」で一躍有名になったJ.Y.Parkで、彼は現在も事務所の代表を務めています。

ソテジワアイドゥルの解散後から2000年代前半にかけて活躍したアイドルグループは「第1世代」と呼ばれていて、その後は「第2世代」(2000年代中盤から2010年代前半にかけて活躍したグループ)、「第3世代」(2010年代に活躍したグループ)、「第4世代」(2020年代に活躍するグループ)と世代交代を繰り返してきました。ソテジワアイドゥルの音楽は今に至るまで受け継がれていて、時代の変化とともにK-POPは進化を遂げています。

 

第1世代のボーイズグループ

 H.O.T.、Sechs Kies、god、神話(シナ)

第1世代のガールズグループ

 S.E.S(エスイーエス)、Fin.K.L(ピンクル)

 

第2世代のボーイズグループ

 東方神起、SUPER JUNIOR、BIGBANG、2PM

第2世代のガールズグループ

 少女時代、KARA、2NE1(トゥエニィワン)、Wonder Girls

 

第3世代のボーイズグループ

 BTS(防弾少年団)、EXO(エクソー)、SEVENTEEN

第3世代のガールズグループ

 TWICE、BLACKPINK、Red Velvet

 

第4世代のボーイズグループ

 TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー)、ENHYPEN(エンハイプン)、Stray Kids(ストレイキッズ)

第4世代のガールズグループ

 ITZY(イッチ)、aespa(エスパ)、Kep1er(ケプラー)、LE SSERAFIM(ルセラフィム)

 

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