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韓国で異彩を放つ日本人女性歌手YUKIKA

韓国でのデビューシングル『NEON』MV

韓国でK-POPアイドルとして活動する日本人が多い中で、ソロ歌手として活動をする日本人女性がいることを知っていますか? 

韓国での活動名はYUKIKA[本名 寺本來可(ゆきか)]。現在28歳で、在日韓国人でも日韓ハーフでもなく、純粋な日本人のようです。彼女は日本でもともと歌手活動をしていたわけではなく、韓国に渡ってから本格的に歌手活動をスタートさせました。 

YUKIKA は10代の頃から日本でモデルや声優として活動していて、一時的な活動休止を経て2016年に日本の人気育成シミュレーションゲーム「アイドルマスター」を実写化した韓国ドラマ「アイドルマスター.KR」のオーディションに合格したことをきっかけに韓国へと渡りました。ちなみに、このオーディションに日本人で合格したのは彼女だけです。ドラマでは、劇中に登場する10人組ガールズグループReal Girls Projectのメンバー役を等身大で演じました。このReal Girls Projectはドラマの枠を飛び越えてアイドル活動を展開し、ドラマが終了した後もしばらく活動を続けていました。 

YUKIKAはこのアイドル活動によって、韓国のアイドルファンの間で知られるようになりました。また、ドラマ出演と並行して、韓国の3大芸能事務所の1つであるYGエンターテインメントが主催したサバイバルオーディション番組「Mix Nine」にも参加していました。そして、所属事務所の移籍を経て2019年に韓国でソロデビューを果たしました。 

韓国の芸能界には在日韓国人や日韓ハーフの人で活動している人はいますが、純粋な日本人がソロ活動、それも韓国語で歌手活動するというのは非常に稀なケースです。日本人がK-POP歌手として活動する場合には韓国語の発音はもちろんですが、日本以上に高い歌唱力が求められます。その厳しい環境下でソロデビューを勝ち取るというのは本当にすごいことなんですね。しかもYUKIKAは日本で歌手活動をしていなかったですし、韓国語も韓国に渡ってから本格的に勉強したわけですから。 

2020年に韓国でリリースしたファーストフルアルバム『SOUL LADY』は、アメリカやイギリスなど8つの国と地域でiTunesのK-POPアルバムチャート1位を獲得し、今や日本人のK-POP歌手が韓国だけに留まらず、世界から注目される存在となりました。 

YUKIKAは今年5月に『Insomnia -JP Ver.-』で日本デビューも果たしていて、9月には日本初となるオリジナル楽曲『Tokyo Lights』もリリースしました。K-POPからの「逆輸入」歌手として、今後日本でどのような活動を展開するのか楽しみですね。

日本初のオリジナル楽曲『Tokyo Lights』MV

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