韓国にライブに行く際、代行を使ってチケットを取る方もいることでしょう。
日本のライブだと本人確認をしっかりやるパターンもあるのですが、韓国だとまだそこまで転売チケットの防止策を取ってないケースが多いです。
しかし先日、韓国でBTSのファンミーティングが開催されたのですが、そこではチケットの名義確認を参加者全員に行ったようです。

https://twitter.com/wktknr0419/status/1139834423493287940?s=21
入り口前にゲートがありここで本人の顔、パスポート、チケット名義全て確認されました。
その時の会場キャパがおよそ2万人。その全員の本人確認をしたってすごくないですか?
通常韓国では、ライブの本人確認を行わないので、これはかなり革命的なことです。
もちろん本人確認が取れなかった場合は、会場に入ることができません。
会場に入れなかったファンが暴れ、現地では大変な騒ぎになっていたようです。
事務所に抗議もたくさん入り、怒り狂ったファンがデマをネット上に大量に拡散させたり
相当大きな問題となっていたようです。
しかしそのような中でも、このようなツイートがありました。
代行を使って参加しようとした日本人の方が、その時のエピソードをあげてましたので、ご紹介します。
本人確認がとれず、会場に入ることのできなかった日本人のAさん(仮名)
彼女は会場に入れなかったので、結局立ち入り禁止の柵の外で、ライブの音だけ聞いていたようです。周りには、同じように会場に入れなかったファンが一緒になって、ライブの音だけを聞いていました。
ライブの音を聞いてたら、色々な感情が入り混じって、Aさんはその場で泣いてしまったようです。
そしたら近くにいた韓国人の警備員さんが
「どうして泣くの?泣かないで」
と、慰めてくれたようです。
そして、少しでも会場に近づけるようにと、その警備員さんは柵をずらしてくれたそうです。
他にも、途中雨が降ったら、近くにいた韓国人の方が傘に入れてくれたり韓国ARMY(BTSの韓国人ファンの呼び名)がツイッターに流れるライブ映像を、周りにいた人達みんなに見えるように見せてくれたり、大変な騒ぎの中でも、このような温かいエピソードもあったようです。
世界中にファンがいる分、その国のファン同士で揉めることも多々あります。
とくにBTSは、世界中にファンが多いせいかファン同士でケンカしてることも多いようです。
でもそれと同時に、上のような素敵な交流できる機会もいっぱいあるんです。
せっかく同じ好きなものを共有しているわけですから、国も人種も関係なく、応援できるようになりたいですね。