K-POPアイドルからワールドスターへと駆け上がったBTS(防弾少年団)。その大躍進には、日本人クリエイターたちも貢献していたということを知っていましたか?そんなBTSの楽曲に欠かすことができない2人の日本人クリエイターを紹介します。
BTSの楽曲を数多く手掛ける UTA(ユウタ)
日本を代表する音楽プロデューサーの1人で、名だたる音楽クリエイターが集まる事務所TINYVOICE PRODUCTIONに所属しています(生年月日は非公表)。今までに日本のアーティストでは嵐、山下智久、三浦大知、安室奈美恵、倖田來未、AI、 EXILEなどの楽曲のプロデュース・作曲・編曲を手掛けてきました。彼が手掛けた楽曲で、日本レコード大賞の優秀作品賞を5回も受賞しています。
UTAが手掛けたBTSの楽曲では、2018年にiTunesのワールドチャートで1位と2位を獲得した『Don’t leave me』と『Let go』、2019年に日本でミリオン作品に認定された『Lights』、84の国と地域のiTunesで1位を獲得した『Stay Gold』、同じく101の国と地域で1位を獲得した『Your eyes tell』があります。このように彼が生み出す楽曲は世界的に支持されていて、今やワールドスターとなったBTSの楽曲になくてはならない存在だということがよく分かりますね。
UTAはK-POPに留まらず、アメリカの女性歌手ASHANTIや、アメリカの女性R&BグループTLCなど、海外アーティストの楽曲にもたくさん参加しています。また、BTSの所属事務所であるBig Hitエンターテインメントの日本法人Big Hit Japanが主催するグローバルデビュープロジェクトで、スペシャルアドバイザーも務めています。
ブリトニー・スピアーズの楽曲で振付補佐を務めた 井上さくら
日本・韓国・台湾など、アジアを中心に活躍する振付師兼演出家です。彼女は7年間アメリカで活動していて、世界的ポップスターであるブリトニー・スピアーズの楽曲で振付補佐を務めたことがあります。
井上さくらはプロフェッショナルダンスチームTeam“S” を率いていて、日本ではAKBグループ、Sexy Zone、DISH//、FlowBack、K-POPグループではBTS、SEVENTEEN、PENTAGONなど、数多くの振付や演出を手掛けてきました。振付以外にワークショップも開催していて、後進ダンサーの育成にも尽力しています。
井上さくらはBig Hit Japanのパフォーマンスディレクターを務めていて、UTAとともにBig Hit Japan主催のグローバルデビュープロジェクトに携わっています。そんな彼らがサポートするボーイズグループは今年デビュー予定です。