韓国の音楽授賞式(MMA)
11月30日、高尺ドームでMelon Music Award(MMA)が開催されました。
Melonとは韓国のNo.1音楽サイトで、日本でいうオリコンみたいなものです。
韓国は年末になると、こうした音楽授賞式が多く行われます。
同じく11月末に行われたAAA、今回のMMA、12月末のSBS歌謡祭典、2020年1月にはゴールデンディスクアワードとソウル歌謡大賞など。
日本でも年末は音楽番組や授賞式が多く行われますが、日本の場合ですと、アーティストが普段よりちょっといいステージで1、2曲歌うだけのケースが多いように感じます。
しかし韓国の年末の音楽番組は違います。
こちらはこの間行われたMMAのTommrow X Together(TXT)のステージです。
15分の長尺ですがご覧ください。
ただ出てきて歌ってるだけではなく完全にショーなんです。
起承転結のストーリー仕立てになっており、これまで発売された曲をアレンジして、パフォーマンスの部分に使っていたりしてます。
最後の影絵の部分は特に感動モノです。
TXTだけでなく他のアーティストのパフォーマンスも同じようにショーとして成り立つ、素晴らしいステージでした。
アメリカの授賞式は
では音楽の本場と言われるアメリカの授賞式はどうでしょうか。
こちらは今年のビルボードミュージックアワードのTaylor Swiftのパフォーマンスです。
これも完全にショーですね。
すごいです、上から人が降りてきました。
見てる人が完全に見入ってしまうような、そんなステージですね。
基本的にアメリカも、授賞式のショーにお金をかけているのだろうなという印象を受けます。
ダンサーの人数も多く、それだけで華やかさが出ていますね。
日本の音楽授賞式の改善点
日本の音楽番組はここ何年も前から不景気と言われてるので、授賞式にかけられるお金は他の国に比べて少ないと推察されますし、他の国の授賞式に比べて見た目の華やかさが劣ってしまうのも、仕方がないのかもしれません。
しかし、お金をかけることはできなくても、内容の構成を変えて良くすることはできると思います。
一つ一つの演目の質を高めて、授賞式でしか見れないパフォーマンスができれば、韓国やアメリカにも劣らない素晴らしいイベントになるのではないでしょうか。
Writer:りえ
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