解散までの経緯
プロデュース101 シリーズの不正投票問題で活動休止を余儀なくされたX1でしたが、先日グループの解散が発表されました。

投票操作問題の元凶であるCJ側は「事務所側、アーティスト側が存続を希望するのであれば、全面的にサポートを約束し、活動に伴う利益に関してはCJ側は一切受け取らない」ということを表明していました。
それに伴い、X1が所属する事務所9社の代表が今後の活動について協議しました。
存続か解散か無記名の投票で実施しました。これは9社全てが存続という結果が出れば存続、1社でも解散を選べば解散という決めの下にです。
その結果、解散が4票、存続が4票、どちらでもないが1票という結果となり、X1は解散が決定しました。
「子供達(メンバー)は全員存続を望んでいるので、活動を続けるべきだ」と、存続を選んだ1社は説明していましたが、一方で「もうCJ側と共に仕事をするのは信用ができない」という意見も他社から出ていたようです。
メンバーは、解散の決定をニュースで知ったといわれています。
IZ*ONEは存続
同じように活動休止に追いやられていたIZ*ONEの方は存続が決定しました。

何故IZ*ONEは存続することができたのでしょうか。
これには様々な理由があると思いますが、活動期間があと1年弱と、残りわずかだったという背景が大きな理由ではないかと考えられます。
One It
この一連の事件で、X1のファンは解散に票をいれた事務所を非難する動きをみせています。
事務所側は「もともとはCJ側に非があるのに、事務所が非難されるのは悔しい」とコメントしています。
またファンの中には「One It」という、新しいグループの結成を望む声も上がっています。
One Itを望むファンの一部はトラックに大型スクリーンを設置し、そこに自分たちの意を込めた動画を映し出しながら、X1メンバーたちの各所属事務所の前でグループ結成を呼びかける活動を行い、これを見たX1メンバーのイ・ハンギョル、ナム・ドヒョンは、公式ツイッターで「ありがとうOne It」というコメントを載せています。
本人たちとは関係がないところで休止、解散となってしまったX1メンバーとファンが、どのような形になるかは分かりませんが、少しでも早く笑顔になれる日が来ることを願っています。
Writer:りえ