
※bugAboo公式インスタグラムより
TWICEが韓国でデビューして以降、日本人を含む多国籍アイドルグループも多く誕生していますが、今年もまた1組の多国籍アイドルグループがデビューを果たしました。グループ名はbugAboo(日本での読み方はおそらく「バガブー」)で、6人組のガールズグループです。メンバー構成は韓国人4人、日本人1人、台湾人1人で、10月にA teamエンターテインメントからデビューしたばかりです。唯一の日本人メンバーであるユウナは、北海道出身者では初のK-POPアイドルです。
A teamエンターテインメントはK-POPファンにも聞き慣れない事務所だと思いますが、K-POP界で数多くのヒット曲を手掛ける音楽プロデューサーのライアン・ジョンが代表を務める新興の芸能事務所です。bugAbooはヒットメーカーのライアン・ジョンが初めて制作・プロデュースしたガールズグループとして、デビュー前から注目を集めていました。A teamエンターテインメントには他に、7人組ボーイズグループのVAVも所属しています。
グループ名のbugAbooは直訳だと「お化け」という意味で、「世の中を驚かせる存在になって、心の中の怖くて恐ろしい存在を一緒に克服して、夢を叶えよう」という抱負が込められています。
韓国人メンバーのウンチェ、チョヨン、ジインの3人は、デビュー前の練習生時代からテレビ番組の出演経験があります。ウンチェとチョヨンは日韓合作ガールズグループのIZ*ONE(アイズワン)が誕生したサバイバルオーディション番組「PRODUCE 48」に出演していました。2人ともIZ*ONEのメンバーには選ばれませんでしたが、個人の知名度を上げることには成功しました。また、グループでメインボーカルを務めるジインは、音楽推理バラエティ番組「君の声が見える7」に出演したことがあります。ウンチェとチョヨンは「PRODUCE 48」の出演から3年かかってデビューの夢をつかみ、ジインも5年の練習生生活の末にデビューを果たしました。
bugAbooのデビュー曲『bugAboo』のMVは公開されてから1か月ほどで再生回数が1500万回を突破しました。これは新人グループとしては異例の記録で、彼女たちの注目度の高さが分かります。bugAbooは海外でも注目されていて、海外メディアからインタビューの依頼も殺到しているそうです。
bugAbooは韓国でデビューしたばかりなので、まだ日本語の公式サイトもできていませんし、日本での活動も未定です。K-POPアイドルも大きな事務所でないとブレイクするのは大変ですが、bugAbooは新人としては注目度が高いですし、ライアン・ジョンと同じくヒットメーカーとして知られるブレイブ・ブラザーズ(勇敢な兄弟)がプロデュースしたBrave Girlsも今年ブレイクを果たしているので活躍を期待したいですね。bugAbooはもちろん、彼女たちの所属事務所であるA teamエンターテインメントにも今後注目です。